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小型で強力なフラッシュライトといえば、まず思い出すのはマグライトの各型。大小各種があり、僕も4種類ほど愛用している。最初にマグライトを使ったときの驚きは現在でも忘れない。なにしろ明るく、遠くまで光が届くのだ。当時、未だ単四仕様のソリティアは無く、最小なのが単三を2本使用するミニマグライトまでであった。僕は永年の相棒たる、ラーレイ・カールトンとモウルトンAM8Kの2台に取り付けて、夜間走行に重宝している。特に、そのタフさが嬉しいのだ。
だが、最近は他にもハロゲンやクリプトン球を使った、明るいフラッシュライトもたくさん出てきて、最早マグライトの独壇場では無い。特に小型のライトには、一味違って中々優れた製品もある。その一つがストリームライトである。
ストリームライトのボディは金属ではない。ポリアミドという樹脂をつかった、これもまたタフな素材でできている。金属より良いのは、冬に手触りが冷たくないことだろう。基本的な構造はマグライトとそう変わりはしない。
だが、小さいボディながら、豆粒のようなハロゲン球ではなく、スタンダードなクリプトン球を採用している。更に、このヘッドが回転するのである。その回転部分は斜め合わせになっていて、回転されるにしたがってヘッドの角度が変わる仕組みなのだ。ペンクリップで胸ポケットやベルトに固定して、両手が自由のまま歩けるというわけだ。しかも、首を90度曲げたままでもヘッド部を上にして、平らな床ならば倒れず立てておける。このバランスは意外に便利である。
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