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連載第65回
GPSは面白い玩具である。玩具と書いたのはこれが必要な場所に行く機会など、少なくとも僕が日本に於いてと限れば、それほどあるとも思われないからだ。勿論、富士の樹海や北海道の原生林に踏み込むときには、必須アイテムとこれは成るに違いない。本当に役立つのは、同じようなアイテムでも、画面に出るカー・ナヴィゲイション・システムのほうだ。しかし、僕のようにバイクで走り回る機会が、昔よりは減ったとはいえ、多い人間にとってカー・ナヴィゲイションは未だ大きすぎて搭載する場所も難しいし、振動にどのくらい耐えられるかも疑問である。
そういった改良余地も含めて、GPSは発展途上の、いや未だ未だ進化の余地が大きく残ったアイテムと言って良かろう。
GPSは通信衛星を使って自分の位置を測定し、行く先(もしくは帰り先)の方向や距離を示してもくれる、ハイテク・コムパスである。コムピュウタチップも内蔵していて、通ってきた道を線で示してそれを逆方向にトレイスして行くことも可能である。ただサイズがちょっと前の携帯電話くらいもあって、もっと小さくなって欲しい。
世の中にはGPSの技術からのフィードバックを取り入れた、磁気コムパスも存在する。プレシジョン・ナヴィゲイション社mpアウトバックがそれだ。このウェイファインダーは通信衛星の代わりに地磁気を利用し、同じような働きを持たせた製品である。実際にどのくらい有効なものかは、これからフィールドで試されてゆくのだろう。磁気の干渉や妨害に対しての警告信号もある。
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