近況報告
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2001.6.30-7.1
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●SP12/6時間耐久@菅生サーキット
このところ、毎年恒例になりつつある、菅生6時間耐久に今年も参加。以下は、その結果報告。
今年の我々のNSR50は、13000rpmまで回るエンジンになったけれど、10,000rpm以下は使い物にならないという、諸刃の剣でした。僕個人的には、高回転型エンジンは好きな方で、10,000以上を保って乗ることはかまいません。しかし、NSRのミッションはけっこうワイドで、13,000rpmでシフトアップするとぎりぎり10,000rpm前後。これにより、菅生の2ヶ所の登りでは苦戦を強いられるはめになってしまいました。なにしろ、13,000rpmまでひっぱってからシフトアップすると、10,000rpmもしくは10,500rpmで、それ以上加速しないばかりか、ギアによっては速度が落ちたりもするのですから。直線でも、最高速度に達するまでの時間が他車よりも遅く、競ってるときは先行されてしまいます。インフィールドでなんとか抜いても、先の登りで抜きかえされて、のくり返しでした。
土曜日午前中の有料練習走行では、僕はまだ身体がNSR50用に準備できなくて、24秒台までしか詰められず相棒は21秒台。これでは、予選通過はできないかも、というギリギリ。午後の公式練習のときにカーブレターセッティングを変更。僕は22秒台、相棒の吉田くんは20秒台。しかもときおりスロットルを閉じた後、エンジンがストールしたようになって、再び息を吹き返すまでに時間がかかり、あやうく停車しそうにまでなってしまう。予選はすぐ始まるも、我々はB組なのでやや時間はある。もう一度セッティングを変更し、それに賭けることにする。しかし、天は我々に味方してくれた。予選A組は前半がドライで後半になって雨がポツリポツリ。
予選B組のときには完全なウェットコンディション。パワー差が縮まったも同然の状況になりました。しかも、霧が発生して6周で中断。様子を見るも、霧は濃くなるばかり。結局、たったその6周(ティームによっては3周くらいしかしていなかったが、これは走らない方が悪いというか、状況判断が甘いと言わざるを得ない)で予選結果が決まってしまうこととなった。おかげで、A組と、其々の順位順に速い方から1台ずつ交互に、総合順位とされた。我々は、なんと!50番手での予選通過となったのだ。A組の予選タイムから判断すると、おそらくドライコンディションでの予選だったなら、ギリギリでクラス70番手前後だったろう。通ったか落ちたかは、B組のタイムによる、という感じだった。雨にまるで弱い(極端に遅い)僕は走らず、吉田くんに任て大正解。
翌、日曜日。最後にもう一度セッティングを変更。ニードルのクリップを一段下げて決勝に向かうことにした。
これが功を奏したようで、相変わらず、登りも、立ち上がり加速も遅いが、かなり乗り易いマシンに成った。スタートライダーは僕。45分ごとに交代して、一人4回走ることにした。高回転型エンジンのおかげで、どうもガソリン満タンで1時間40(せいぜい50)分しか保たない計算だからだ。1時間交代だと、最後の10分くらいはもう集中力が途切れるかも、と思っていたので丁度良かったとも言える。
決勝の前に、予選落ち+当日参加組による、ラストチャンスと名付けられたレイスが開かれた。言わば、敗者復活戦だが、前日の予選を走らず、ここから参加する車両もあり、このレイスのトップを最初走っていたティームもそのようだった。
レイスはSP12と18アンダー(18インチ以下のホイルという意味か、125ccまでの4サイクルマシンが走っていた)との混走。前者が80台、後者が20台である。予選を落ちるのは、前者が25台(だったかな)、後者が3台。決勝の、スタートライダーは僕。ルマン式のスタートで、グリッドについてスタンバイすると、もう汗がダラダラ流れてくる。果たして、これで45分走れるのか。
インフィールドで抜いて、登りと直線で抜きかえされるを、相変わらずくり返しつつも、50位から58位の間を行ったり来たり。完全に晴れて、ドライコンディションの6時間を無事に走りきり、54位でのゴールとなった。ベストタイムも、僕が18秒台、相棒が16秒台まで詰める結果となって、今回のドタバタ状況のなかでは、少なくとも僕個人的には、かなり満足であった。
菅生では、くぬぎ山荘組とキャムプ組とに分かれての宿泊になりましたが、やはしキャムプの晩飯は定番のカリードライス。
皆で食って飲んで騒いでいると、アマガエルが仲間に加わりました。
今回6Hに出た我々「自営工場職人組合」ティームの面々。
左から、シゲトミくん、内山くん(仲間ティームのエースライダー)、野田くん(内山くんの相棒ライダー)の奥さん、そして吉田くんの義理のお兄さん(になりそうな人)
ツナギを着ているのが、僕の相棒の吉田くん。一緒に写っている子供は、吉田ぼっちゃま。タオラーはヘルパーのシゲトミくん。黒いシャツの彼は吉田クンの奥さんのお姉さんの彼氏。
今回のウィナー達。3着のライダーは、片方が女性。速いんだ、この人。

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