近況報告
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2001.11.10
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僕にとっては今年最後のレイスになる、グランドスラムのボクサートロフィー。しかし、前日からずっと雨。結局、最後までウェットコンディションのままであった。
今回は、何だか直前まで色々あって、レイスに行くなと言われてるのかもしれないなーとは思いながら、結局は最後のレイスだし行ったわけですが、出発して暫く走ったところでゼッケンカウル(前後とも)忘れてることに気がつき、取りに帰るはめに(^_^;)。
おかげでサーキットに到着したときには、まさに受け付けを終了して撤収する瞬間という危うさ。何とか受け付けはできて、パドックに到着したものの、前日まで整備時間が取れず未だ保安部品を全部は外していない状態。急いで、バイクをレイスできる状態にするも、出来上がったときには既に練習走行は間に合わず。車検はなんとかやってもらえてOKだったので、一安心。
しかし、レイスに出場できるかどうかは、嘆願書を提出しての結果となる。
草レイスの良さというか、主催者のおおらかさのおかげか、これもクリア。めでたく出場は敵った。
しかし、このウェットコンディションで、全然走ってないままの決勝。
当然、グリッドは最後尾である。
このまま、ゆっくり走って終わろうと思ってはいたのだが、走り始めると僕よりも遅い車両もいるではないか。少しずつそれらを追い抜いて走る。路面の感覚も少しずつ掴めてきた、と勘違いしての第二ヘアピンでそれは起こってしまった(^_^;)。
遅いバイクのインを差して、コムパクトに旋回しようとした瞬間、フロントからスリップダウン。スピードは遅いので、ダメイジそのものは大したことは無い。自分が滑ってゆく先を、バイクが滑って行き、右シリンダーヘッドカヴァを擦りながら大きく右旋回をして、コーナーのイン側で止まった。すぐに駆け寄って起こしたいのだが、まず規定通りにコースの外へ出て、後続車を伺う。
やっと車が途切れたところでバイクに駆け寄り、オフィシァルと一緒に起こしたが、オフィシァルがバイクをガードレイルの方に持って行こうとするので「走っちゃいけないんですか?」と聞くと、「走るんですか?」と驚かれてしまう。
当然じゃないかーっ。
すぐに再度コースイン。既に2周もの周回遅れになっているが、また遅い人達を追い抜きつつ転ばないように注意して走り、一応完走。再度コースインの後、更に2回抜けた人は1台のみ。もう少しでもう一台が目の前に見えていたのだが、ここで無理してまた転倒したのでは堪らないから自重して、結果は最後尾から2番目でゴールであった。
ボクサートロフィーは、大会とは別に独自の表彰があり、優勝者は「最もボクサートロフィーを楽しんだ人=最も長い時間コースに居た人=ビリの人」である。
で、僕はあまり嬉しくなかったがその趣旨の2位で表彰されてしまった(^_^;)。
また、今回新設された賞で、年代ごとの成績を表彰というのもあり、はずかしいことにこれは1位をいただいてしまった。つまり、50代は僕しか居なかったのである。 来年は晴れますように!
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